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メール便は、日本郵便・ヤマト運輸・佐川急便などの宅配業者が提供している「配達先の郵便受けに入れることで配達が完了する配送サービス」です。普通郵便に比べて割安であるというメリットから広く利用されています。
この記事では、メール便で書類を送る場合、土日でも配達に対応しているのかについて詳しく解説します。また、配達に必要な日数や、より短期間で書類を送る場合に適したサービスについても紹介するため、ぜひご覧ください。
1. メール便は土日配達に対応している?配達に必要な日数も紹介
メール便とは、配達先の郵便受けに配達物が入れられることで配達が完了する配送方法です。日本郵便の普通郵便とは異なり、メール便では信書を送付することはできず、書籍やカタログ、CD・DVDなどを送ることを目的としています。
メール便は普通郵便と比較すると送料が割安になる場合が多く、受取人が不在でも郵便受けなど特定の場所に荷物を配達できるというメリットがあります。一方で、メール便は宅配業者やサービスの種類など、送り方によっては発送から到着まで日数がかかる場合があることに注意が必要です。
◆配送にかかる日数の目安(宅配業者・サービス別)
宅配業者 | メール便サービス | 届け日数の目安 |
---|---|---|
日本郵便 | ゆうメール |
普通郵便と同じ <東京-愛知の場合> 午前差し出し…翌々日 <東京-福岡の場合> 午前差し出し…3日後 |
ヤマト運輸 | クロネコDM便 |
<400km圏内>(例:東京-愛知の場合) 翌々日 <400km圏以上>(例:東京-福岡の場合) 発送日から起算して4日目 |
ネコポス |
宅急便と同じ <東京-愛知の場合> 翌日 <東京-福岡の場合> 翌々日 |
|
佐川急便 | 飛脚メール便 | 3~4日 |
飛脚ゆうメール | 郵便局に差し出してから5日程度 |
また、土曜日・日曜日や祝日には配達がないサービスもあります。ここでは、各種メール便サービスの概要とともに、土日配達の有無について解説します。土日祝日が関わる場合の配送日数の目安も併せて確認し、荷物を送る際の参考にしてください。
1-1. 【日本郵便】ゆうメール
日本郵便が提供する「ゆうメール」は、縦34cm以内・横25cm以内・高さ3cm以内で重さ1kgまでの荷物を送れるメール便サービスです。郵便ポスト・郵便局から差し出し可能であり、追加料金を支払えば「速達」「書留」「配達証明」などのオプションを追加することもできます。
ゆうメールは、手紙・はがきなどの普通郵便と同程度の日数で配達してもらえます。しかし、オプションを何も付けない場合、土日祝日などの休日には配達してもらえません。発送日が休日前の場合は、通常よりも配達日数がかかる可能性が高いことを押さえておきましょう。
◆配達日数の目安(翌々日配達の地域の場合)
引受日 | 配達日 |
---|---|
月曜日 | 水曜日(翌々日) |
火曜日 | 木曜日(翌々日) |
水曜日 | 金曜日(翌々日) |
木曜日 | 月曜日(4日後) |
金曜日 | 月曜日(3日後) |
土曜日 | 火曜日(3日後) |
日曜日 | 火曜日(翌々日) |
手紙やはがき、ゆうメールなどの普通郵便扱いの郵便物は、以前は土曜日にも配達が行われていました。しかし、近年では配達員が不足している上に、労働者の働き方改革も求められています。このような課題に対応するため、2021年に郵便法が改正され、土曜日の配達が休止されることとなりました。
なお、「配達日指定」などのオプションサービスを追加することで、土日祝日も配達してもらうことが可能となります。オプションサービスを付けて土日祝日に配達してもらう場合は、追加料金が必要となることに留意しましょう。
1-2. 【ヤマト運輸】クロネコDM便・ネコポス
「クロネコDM便」「ネコポス」は、ヤマト運輸が提供するメール便サービスです。いずれのサービスも、ヤマト運輸と契約した法人や個人事業主などが利用できるサービスであることを押さえておきましょう。
「クロネコDM便」「ネコポス」ともに、土日祝日も平日と同様に集荷・配達が行われます。配達日程の中に土日祝日が含まれている場合でも、平日の場合とほぼ変わらない日数で配達してもらえるでしょう。
ただし、クロネコDM便を利用する場合、一部の配達地域では日本郵便に配達が委託されていることに注意が必要です。対象地域の届け先に宛てたクロネコDM便は、配達日数・到着日が通常の場合と異なるケースがあることに留意しましょう。
1-3. 【佐川急便】飛脚メール便・飛脚ゆうメール便
佐川急便が提供する「飛脚メール便」は、重量1kg以内・3辺合計70cm以内の法人宛ての荷物を安価に送れるサービスです。一部地域を除いて3~4日で配達してもらえますが、土日祝日が関係する場合の配達日数については公式サイトで言及されていません。配達日数の目安(3~4日)を参考にして、日数にゆとりをもって発送するようにしましょう。
佐川急便は飛脚メール便のほかにも、法人宛て・個人宛ての両方で利用できる「飛脚ゆうメール便」も提供しています。飛脚ゆうメール便を利用すれば、重量3kg以内で縦34cm・横25cm・高さ3cm以内の荷物を安く送ることが可能です。
飛脚ゆうメール便では、佐川急便が差出人として郵便局に差し出すため、配達に関するサービスは日本郵便のサービスに準ずる点に注意が必要です。郵便法令に基づいて一般郵便物の配達日数よりも3日ほど遅いほか、土日祝日の配達はないことを押さえておきましょう。
2. メール便で遅い場合は「速達」「レターパックプラス」がおすすめ
メール便は荷物を安価に送れるというメリットがありますが、配達日数がかかるケースがあるというデメリットもあります。パンフレットやカタログなどの荷物を早く送付したい場合には、「ゆうメール」などよりも早く配達できる「速達」や、便利な「レターパックプラス」を活用しましょう。
◆「速達」・「レターパックプラス」の概要
速達 | レターパックプラス | |
---|---|---|
送れるサイズ・重量 |
定形郵便物・定形外郵便物 ※最大で3辺合計90cm以内・最も長い辺が60cm以内 ※4kg以内 |
A4サイズまで・4kg以内 |
送料 |
基本運賃+追加料金 【追加料金(速達料金)】 (定形郵便物・定形外郵便物) ・250gまで…260円 ・1kgまで…350円 ・4kgまで…600円 (ゆうメールの場合) 1kgまで…330円 |
全国一律520円 |
配達にかかる日数 |
<東京-愛知の場合> 翌日午前 <東京-福岡の場合> 午前に差し出し…翌日午前 午後に差し出し…翌日午後 |
|
土日配達の有無 |
有り |
なお、レターパックには「レターパックプラス」のほかに「レターパックライト」があり、どちらも配送状況の追跡が可能です。相手に直接手渡ししてもらいたい場合は「レターパックプラス」、郵便受けへの配達でよければ「レターパックライト」を選ぶというように、状況に応じて選択しましょう。
3. 【メール便規格対応】人気のコンパクト・ダンボール5選
日本郵便・ヤマト運輸・佐川急便のいずれの宅配業者でも、メール便にはサイズの規格が設定されており、規格内のダンボールや封筒で発送する必要があります。
ダンボールなどの梱包資材専門サイト「ダンボールWiki」では、日本郵便・ヤマト運輸・佐川急便などのメール便規格に対応したダンボールを販売しております。各社のメール便サービスを利用する際には、ぜひダンボールWikiをご利用ください。
ここでは、ダンボールWikiが取り扱うメール便規格対応ダンボールのうち、特に人気の高い商品を紹介します。
おすすめ商品
【新】定形外郵便用小型ダンボール(厚さMAX3cm)
ゆうメールや飛脚ゆうメールに対応しています。手のひらサイズですが厚みもあるため、ハンドメイドのアクセサリーなどの小物を、形状をなるべく保ったまま梱包することが可能です。
ゆうパケットMAX40ダンボール箱【A6】
ゆうメールや飛脚ゆうメールに対応しています。白色で清潔感・高級感があるため、文庫本・手帳・化粧品・サプリメント・L版の写真などの発送に重宝するでしょう。
ネコポスMAX60ダンボール箱【A5】
ネコポスだけではなく、ゆうメールや飛脚ゆうメールにも対応できるA5サイズのダンボールです。文庫本などの書籍やハンカチなどの小物はもちろん、パッケージに入ったゲームソフトなどの発送にも向いています。
【A6/厚さ3cm/両面茶】ゆうパケット対応ダンボール箱
ゆうメールや飛脚ゆうメールに対応したA6サイズのダンボールです。両面クラフトでナチュラルな印象があるため、ハンドメイド作品など小物の発送におすすめです。
メール便MAX
ゆうメールや飛脚ゆうメール、クロネコDM便に対応したA4サイズの薄型ダンボールです。ジッパーがついているため、簡単かつ安全に開封できるでしょう。カタログ・雑誌などの冊子、CDなどを送る際におすすめです。
まとめ
メール便は、サービスを提供する業者によって、土日祝日での配達に対応しているのかが変わってきます。日本郵便が提供する「ゆうメール」では、土日祝日での配達に対応していません。一方で、ヤマト運輸の「クロネコDM便」「ネコポス」では、土日祝日での配達に原則対応しています。
メール便で書類などを送る場合は、各社が設定する規格に対応した箱・封筒を使用する必要があります。梱包資材専門サイトの「ダンボールWiki」では、日本郵便・ヤマト運輸・佐川急便の各社に対応した商品を揃えているため、箱・封筒で悩んでいる方は、ぜひご覧ください。